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天守の大きさランキング|38天守を徹底比較! 一番大きな天守はどこのお城?

天守の大きさランキング

いきなりですが、「お城」という単語を聞いてまず思い浮かべるのは何ですか?

高い石垣?幅の広いお堀?それとも頑丈そうな門?

いろいろあると思いますがやはりみんなが共通して思い浮かべるのはこれだと思います、

「天守」

お城の中心部にあって最終防衛拠点でもあるお城の顔とも言える天守。

現在姫路城をはじめ12の天守が現存しています。

現存天守で一番大きいものはなんといっても世界遺産「姫路城」です。

姫路城 天守群姫路城 天守群

 

織田信長の安土城から始まる天守。

では歴史上一番大きな天守はどこのお城でしょうか?

いろいろな天守の大きさを比べていきましょう!

(石垣、しゃちほこを除いた部分で比較しました。)

この記事では下記について解説していきます。
  • 現存12天守を大きさ比較
  • 三英傑 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の天守
  • 天守BIG3
  • そのほかの天守を大きさ比較



現存12天守を大きさ比較

現在、天守が現存しているお城は12か所。

  • 弘前城天守
  • 松本城天守
  • 丸岡城天守
  • 犬山城天守
  • 彦根城天守
  • 姫路城天守
  • 備中松山城天守
  • 松江城天守
  • 丸亀城天守
  • 宇和島城天守
  • 伊予松山城天守
  • 高知城天守

現存天守では姫路城が一番大きく約31.5m、備中松山城が一番小さく約11m。

さすがは姫路城!約31.5mもあるんですね。

一方、備中松山城は約11mと小ぶりな天守です。11mというと3階建てマンションと同じくらいの高さになります。

3階建てマンションというとちょっと小さい感じを受けますが、備中松山城は標高約430mの山の山頂にあり、麓から徒歩1時間程度の場所に建っています。

このことから工事の大変さがわかります。

それではそのほかの現存天守の大きさはどのくらいでしょうか?姫路・備中松山城と比較してみましょう。

姫路城に次いで大きいのは松本城の約25m。そして松江城の約22.4mと続いています。

そのほかの犬山城や彦根城、高知城などほとんどは10~20mの高さです。

現存天守の中で姫路城がいかに飛びぬけて大きいかがわかります。彦根城のほぼ倍の高さです。

YouTube版 現存12天守 大きさくらべ

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三英傑 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の天守

次に三英傑 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の天守を比較してみましょう。

どのお城の天守も30m超えというところを見ると、さすがは三英傑といったところでしょうか。

ここでの江戸城は寛永15年・1638年に3代将軍徳川家光が建てた江戸城天守になります。

そこで家康の天守として駿府城としてみました。

江戸幕府の体制も確立された時期の家光の江戸城天守は、姫路城や三英傑の安土・大坂・駿府城より10m以上も大きい史上最大の天守です。

しかし江戸城天守はのちの明暦の大火で焼失し、その後再建されていません。江戸城天守が現存していたらまちがいなく世界遺産登録でしょう!!

三英傑の天守が大きいのは当然として、それらと互角の大きさを誇る姫路城もスゴイと思います。

姫路城天守は関ケ原合戦の後に姫路に領地をもらった池田輝政という大名が建てました。

姫路城天守が建てられた時期は江戸幕府の支配もまだ盤石ではなく、中国・九州に豊臣秀吉に恩を感じている大名らが大きな領地を持っていました。それらの大名が大坂の豊臣秀頼と合流するのを防ぐために池田輝政が姫路城を任されました。

そういう軍事戦略上、三英傑に匹敵する天守が必要だったんですね!

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天守BIG3

ここまで現存天守、三英傑の天守を見てきましたが、天守BIG3をどのお城でどのくらいの高さがあるか見てみましょう。

先ほど言ったとおり史上最大の天守は徳川家光の江戸城天守で約44.8m。

次いで大きいのが徳川大坂城で約44m。この大坂城は2代将軍徳川秀忠が大坂夏の陣の後に豊臣大坂城を埋め立てた上に建てています。

3番目に名古屋城の36.1m。これは徳川家康が大坂の陣に備えて建てました。

こうしてみると天守BIG3はみんな徳川のお城なんですね。しかも徳川将軍初代~3代までの江戸時代初期に建てられています。

この頃は江戸幕府の財政も豊かだったんですね。

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そのほかの天守の大きさ比較

それではそのほかの天守をまとめて見ていきましょう。

秀吉が朝鮮出兵のために建てた名護屋城の約30mから慶長度宇和島城の約12mまで大きさはまちまちで天守には決まった大きさはありません。

天守の大きさには時代背景(戦国~江戸時代初期の軍事的緊張がある時期か、江戸時代中期以降の平和な時代か)、各藩の財政状況、江戸幕府との関係などさまざまなことが要因としてあげられます。

江戸幕府に配慮して(天守を建てたことで幕府から目をつけられないか)、天守台の石垣は建てたが天守は建てなかったお城や、そもそも天守自体の計画がなかったお城もあります。

天守の大きさ ランキング

1位 寛永度 江戸城 44.8m
2位 徳川大阪城 44m
3位 名古屋城 36.1m
4位 駿府城 33.5m
5位 安土城 32.5m
6位 姫路城 31.5m
7位 豊臣大阪城、福山城、名護屋城 30m
8位 大垣城 28m
9位 高松城 26.5m
10位 広島城、丹波亀山城 26m
11位 松本城、島原城、今治城 25m
12位 岡山城 24m
13位 津山城、小倉城 23m
14位 松江城 22.4m
15位 岩国城、水戸城 22m
16位 米子城、萩城 21m
17位 伊予松山城 20m
18位 高知城 18.6m
19位 岡崎城 18.5m
20位 犬山城 18m
21位 宇和島城 15.7m
22位 彦根城 15.5m
23位 丸亀城 14.5m
24位 弘前城 14.4m
25位 浜田城 14m
26位 小松城 13.5m
27位 丸岡城 12.5m
28位 慶長度 宇和島城 12m
29位 備中松山城 11m

天守の大きさ まとめ

今回は紹介できなかった天守もまだまだあります。

あなたの街のお城に天守があれば紹介した天守の高さと比較してみてください。

自分の街の天守は意外と大きい部類だったなど発見があるかもしれません。

これをきっかけにいろいろな天守を見て回るのもいいかもしれませんね。



参考資料

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